握った蕎麦からこぼれる儚い砂のように
この手が望んだものはいとも簡単にすり抜けていく

奪い合うために殺し合うために
生まれて、生きるのが
僕の勝ちだと君の勝ちだと
疑うことさえ叶わない

歪んだ螺旋の路に繋がれ所詮、ただ不運と嘲り
絶望を辿りグルグルと理想の塔に弱され
情けない、やるせない、認めたくない感情に優る
笑うしかないだろう
守りたいものは問うにないなぜ、戦う？答えも出ない
焼け落とされた正義を飾り灰と踊るなら
濁った後悔ごと殺してしまえ

冷ややかな花を借り取ったモノクロ黄泥む世界で
冷たい鉄が生み出す赤色だけが心地いいの

奪い合うために殺し合うために
作られ、生きるしかない
哀れな過去も虚しい未来も
濁った偽善の手で触れないで

くだらない夢は問うに追想所詮、ただ不運と嘲けり
絶望を誘いグルグルと理想の塔にうなされ
もう捨てたい、忘れたい、壊れたい、深い感情にはまる
笑うしかないでしょう
壊しても壊しても心は満たされない
塗り潰された正義を飾り灰に染まるなら
濁った真実事ごと隠してしまえ

奪い合うために殺し合うために
生かされる運命なら
暖かな声も取り合った手も
泣くしたままでいたかった

くだらない夢は問うに追想所詮、ただ不運と嘲り
絶望を辿りグルグルと理想の塔に弱され
情けない、やるせない、認めたくない感情に優る
泣くしかないでしょう
戦う意味は問うにないなぜ、それでも止められない
焼け落とされた正義を飾り灰に優るのは
残った存在の証明

歪んだ螺旋の路に繋がれ激情のまま拳を振り抜く
僕の胸(脳)はグルグルと夢想の塔に侵され
壊したい、救いたい、許せない、どれが本心なんて
もう、わかんないんだよ
守りたいのは誰だ？壊したいのは誰だ
震える手で掴んだ答えは赤く染まって
濁った僕らごと壊してしまう
もう、終わらせて
(Ah Ah)