ゆくりし香り立つ金の氷に
破腹は純潔の亡骸を
願わくは安寧を
真空にして生を喰われる
穢れ飲み干して
滾る痛みよ
己の籍とめて
眠れよ

罪業地の谷「hades」滅びよその命
炎の如き静寂に
歪んだ狂気が満ちる
白き祈りで焼く尽くす
不条な心の死みよ
選ばれし愛し子の
命は散る

いずこにあろうとも限りなく行く
嫌いな手広がる楽園よ
偽りの映画でも
真空にして生を喰われる
穢れかけ巡り
漂る身体は
触れしものさえも
死に至る

永劫地の果て「hades」あれがえ終わるまで
抱きし胸の王冊に
宿るは聖なる孤高
掘りし心捧ぐのか
気高き雲つの毒よ
祝福の杯で
我が身よ酒

罪業誓い過ごく罪過
帰郷血染め罪過死し
抱きし胸の王冊に
宿るは聖なる孤高
炎の如き静寂に
歪んだ狂気が満ちる

白き祈りで焼く尽くす
不条な心の死みよ
選ばれし愛し子の
命は散る
この世の果てを望みし者は
失れし獣従え
はびこる悪を売れいて
尊き命
釘に捧げて沈めん